インド雑感

先日観光してきたインドについての感想を忘れない内に記録します。
今までインドの事に興味が無かったので昔、世界史で習った位ですが
ほとんど忘れてしまっています。歴史を見ると大陸国家なので他所からの侵入を
何度も受けています。アジア人の世界にアーリア人が入ってきて西の文化が入り
ヒンズー文化が花開き仏教が一時国家の応援で栄えるがすぐヒンズー一色になり
その後イスラム教徒の侵入を受け現在もかなりのムスリムがいます。
ムガールの侵入を受けその帝国がイギリスの植民地に取って代わられています。
文化的にアジア、ヒンズー、ムスリム、イギリスの多様な文化の影響を受けています。
ヒンズーの抱擁力の大きい何でも飲み込む寛容さ、ムスリムの数学や天文学や
化学等の科学を尊重する伝統、イギリスの政治を含む近代の国づくりの伝統、
現在絶対必要な英語力これだけ揃っている国は他にありません。
英国風の政治を先ず優先しその後経済を発展させると言う遠回りの国家作りの為、
他のアジアの諸国の様に強権政治で国民を押さえつけ先ず経済を発展させる国と
比べ経済発展はスローでしたが、根の深い資本主義が出来上がり、今後の発展は
随分期待できます。多様な価値観の有る国家は色んな変化に柔軟に対応できる
ポテンシャルを持ち今後も順調に発展して行くと思います。
一方現在絶好調の中国は共産主義に市場経済を導入している為、発展のスピードは
速いのですが、人工的な環境の中での根の浅い資本主義で、一元的な価値観しか
認められない体制ですからいづれ頭打ちになってしまいます。
その時中国人民がどう言う政治的決断をしてどんな中国国民になるのかは誰にも
分りません。
今回デカン高原の農村を車から見て思っていた以上に豊かな畑作地帯で驚きました。
まあそうでなければあんな素晴らしい遺跡を作れるはずがありません。
途中の村の市場はムスリムの商人ばかりでした。算数が得意でないと商人に
なれません、彼らは小さい時から読み書き算盤を習っているのでしょう。
by ayhk | 2006-04-19 23:06 | 旅行


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